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社内インタビュー:ビジュアルの魔法を紡ぐ舞台裏をのぞく

映像製作チームには、才能あふれるクリエイターたちが集い、独自のストーリーテリングや美しい映像表現を追求しています。今回のインタビューでは彼らにスポットライトを当て、彼らの創作の背後にある情熱と挑戦を垣間見るべく、映像制作のプロフェッショナルである二人にインタビューを行いました。

(Muchichi)
実写、アニメーションそれぞれの動画制作で長年活躍してきたお二人に、自身の経験や仕事のやりがいそして大切にしていることについて話していただきます。チームで担当されているのはどのような仕事ですか?
(Guchi)
私の仕事は、主にイベントのダイジェストや報告系の動画、商品紹介などのプロモーション的な作業が中心です。また、就活や企業の紹介も多く担当しています。地方創生のプロモーション映像なども増えてきています。
私の専門はイベントでの利用説明やプロモーションコンテンツなど、あまり動きのない映像の制作です。
(Ryu)
私は映像編集とクオリティ管理、各作業者へのアサイン、入札案件での絵コンテ制作、そしてアニメーション映像の制作を担当しています。

(Muchichi)
なるほど。動画編集に際して、どのようなソフトウェアを主に使用しているのですか?
(Guchi)
主にPremiere Proを使用して映像編集を行っています。その他にも、PhotoshopやIllustratorなどのツールを使用することもあります。音周りだと、オーディションなども利用します。また、配信ツールとしてはよく使われるObsやWirecast、vMixなども編集業務に関連して使用することがあります。さらに、MacユーザーとしてはFinal Cut ProやMotionなども活用しています。
(Ryu)
基本的には同じようなソフトを使用しますが、私はWindowsを使用していてPremiere ProとAfter Effectsがメインツールです。特にAfter Effectsでの、モーショングラフィックスやVFXが得意です。

(Muchichi)
二人とも幅広いソフトウェアを使いこなされているんですね。それでは、お二人の1日の仕事の流れを教えていただけますか?
(Ryu)
私は、前日に動画を書き出している場合は朝一でチェックし、その後はメールやチャットツールを使って動画制作の依頼や手配を進めます。月曜日ならチームのMTGもありますし、昼休憩を挟みながらメールやkintone、Slackの対応や動画の編集作業を進めます。翌日に動画のチェックがある場合は、ここで動画を書き出して業務終了ですね。
(Guchi)
私は、毎日仕事を始める前にパソコンを眺めるのではなく、まず手帳を開いて今日やりたいことやアイデアをメモするようにしています。それを紙に書き落とすことで、頭の中にあるアイデアややりたいことを整理しています。それからメールを開いて業務に入ります。チームリーダーなので、他の人がやっているコミュニケーションや作業内容を見ながら、自分が横で入るべき場所や準備すべきことを判断したり、他の人の仕事を見ながら自分が直したいと思う部分やアイデアをメモしたりすることも多いですね。

(Muchichi)
今まで、いろいろな動画制作を行ってきたお二人がいちばん印象的だった仕事について教えてください。
(Guchi)
海外ロケ案件として、上海のある大学のプロモーションを撮影する機会がありました。現地では大雨に見舞われ、大学の正門が水没するなどのハプニングがありました。カメラを抱えながら水たまりの中を歩き、現地のスタッフに案内されながら撮影を進めました。撮影終了時には雨がやみ、すっかり晴れてしまったことも印象的でした。
(Ryu)
私は現在、那須塩原市在住ですが、TM2に入社して最初の仕事が那須塩原市の、自分が住んでいる場所の仕事だったので印象的でした。

★お二人の実績の一部をご紹介↓
那須塩原市のプロモーション映像
東京都江東区の環境学習動画

(Muchichi)
お二人とも興味深いお話を聞かせていただき、ありがとうございます。
最後に、仕事をする中で最も大切にしているものは何ですか?
(Ryu)
私は、この人にTM2に頼んでよかったなと思ってもらえるような映像を提供できるようには常に心がけています。嬉しい言葉をいただけるとモチベーションが上がりますし、そこから次につながれば良いなと思います。
(Guchi)
依頼内容には含まれていなかったアイデアや新しい見せ方など、良い要素を提案してお客様に驚きや満足を提供することが目標です。また、ちょっとした隠し味のような演出や試みも取り入れ、自分なりの味付けを考えながら仕事を進めます。失敗することもあるかもしれませんが、挑戦しないと分からないこともあります。予算の範囲内でできる限り良い結果を提供するために、少し背伸びして取り組むこともあります。お客様が満足してくれるような仕事に取り組むことを心掛けています。また、印象に残る仕事を通じて、お客様が「やって良かったな」と感じてくれることが、次の依頼や長い関係の築き方に繋がると思っています。

(Muchichi)
お二人とも、お客様の満足と喜びを大切にしているのが伝わりますね。今後のご活躍にも期待しています。ありがとうございました!

Profile

Guchi

大学在学中より教材制作や国際会議のプロモーション映像など映像制作の仕事を受けながら様々なプロジェクトに取り組む。当時はDVDやインターネットが普及していなかったため、VCDや通信教育の手法を使用してコンテンツを提供。また、今のウェブセミナーのベースになるようなテレビ会議システムを使用したリモート教育も行う。その後、2010年にTM2に入社。

Ryu

大学卒業後、アニメーション制作会社に入社。入社後は制作進行を担当。その後撮影職に転職。そこでAfter Effectsに出会い、いくつかのアニメーション作品の撮影監督を務める。退職後、遊技機やゲームアプリのエフェクト制作、イベント映像や CMなど、モーショングラフィックスや実写映像の制作に関わった後、那須塩原に移住。 地元の企業で映像編集やカメラマンを務めた後TM2に入社。

Muchichi

インタビュアー。

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