ライブ配信の魅力は、リアルタイムで視聴者とのコミュニケーションを図ることができる点にあります。しかし、その裏で成功に欠かせない存在がいます。ライブ配信のスタッフたちです。一体彼らはどのような役割を果たし、どんな思いでその仕事に取り組んでいるのでしょうか？今回は、ライブ配信の裏舞台に迫り、スタッフたちの素顔とその熱意に迫ってみたいと思います。
チーム
(Muchichi)
配信業務では、主に人材の手配、機材の手配、クライアントとのスケジュール調整を担当しています。
(Omi)
主な業務は、機材の手配や配信スタッフの育成です。また、クライアントとの打ち合わせを通じて、案件の詳細や要望を確認し、提案や相談に応じながら進行しています。また、クライアントから直接の連絡も受けることがあり、その際には必要な機材や特殊な要件について話し合い、適切な手配を行っています。
(Hiro)
大型配信イベントなどの技術統括を担当することが多いです。クライアントの要望に沿って、使用する機材を決めるところから当日の技術サポートまでを一貫して行います。
他にも、動画編集やイベント時に使用するテロップの制作、スタッフ育成やスタジオメンテナンスなども行っています。
(Kris)
私は主に配信現場に入らせて頂き、スタッフが円滑に業務を遂行出来るよう、技術的なサポートを担当することが多いです。
また、OmiさんやHiroさんと同じく、機材手配や映像編集、スタジオメンテナンスも行います。
日々多くの配信を行う中で、外部パートナーである配信スタッフの育成もされていますが、育成フローを教えてください。
(Omi)
基本的には、面談 → 研修 → 本番対応 → 応用編の流れです。まずは面談で候補者の経験や対応能力を判断し、審査を通過した人にはスタジオでの研修を行います。研修では基礎知識や配信方法、機材の使い方などを教えます。次に実践的なトレーニングとして、機材操作を行い、前回学んだ内容の復習や個人の弱点を把握します。3回目には再度復習し、配信の一連の流れをテストとして実施します。その後、より高度なスキルを要する応用編に進みます。全体的に、私たちがサポートしながら現場での経験を積んでもらい、3ヶ月後には独り立ちできるように育成します。
配信業務中の様子
いちば
(Muchichi)
入社当初に関わった、会場を貸し切って行う大規模な配信イベントが特に印象に残っています。入社当初で分からないことが多かったですが、基本的に現場を走り回っていました。また、大規模なイベントでも少数精鋭で技術統括をしている先輩方がかっこよかったです！
やりがいを感じる点については、現在は手配・調整業務を行っているため、スケジュール調整や手配業務が円滑に進み、お客様に満足していただける配信ができると、嬉しいです！
(Omi)
機材が常設されたスタジオでの配信だけでなく、企業様の本社や会議室など、ネットワーク環境が整っていない環境でもライブ配信を行うことができるということに驚きました。このような真っ新な環境で一から機材を組み、ライブ配信を行う現場をたくさん経験したことで、必要な知識や、トラブル時の原因究明能力などが身に付きました。
もともと違う業種から転職して、専門知識がない状態からこの業界に入らせていただきましたが、現場技術者の方に「ちょっとわからないことがあって困ってたから、Omiが来てくれて助かりました！」と言われることもあり、ちゃんとこの業界で積み重ねた経験がチームの役に立っていると感じるときにやりがいを感じます。
(Hiro)
就活生向け企業説明の、CMダイジェスト映像を制作したことです。収録した映像から引っ張ってきたクリップや登場人物の名前をテンポよく編集し、制作しました。
本編の撮影を担当していたディレクターからお客様が喜んでいたという話を聞いたときは嬉しかったです！
(Kris)
以前は音楽系のフリーランスとして活動していたため、都内のビルやオフィスに足を運ぶことはほとんどありませんでした。
しかし、出張配信などの業務を通じて、普段は滅多に訪れる機会のないお洒落なオフィスや大きな会議室に訪問し案件を担当したことが、非常に印象に残る経験となりました。
また、やりがいを感じる部分としては、チーム内で自分から積極的に情報共有することで、少しづつ社内の風通しが良くなり、その過程にやりがいを感じています。
Profile
Omi
20歳まで海外へ留学。帰国後は飲食業界で、いなり寿司の専門店を7年経営。
その後映像業界に興味を持ち、TM2で配信スタッフとして経験を積み、その後TM2に入社
Hiro
シンガーソングライターとして活動しながら、音響の仕事に携わる。
業務委託としてTM2で配信スタッフを3年ほど経験した後、TM2に入社する。
Kris
Muchichi
大学卒業後は飲食業界に就職し、その後映像業界に興味を持ち、TM2に入社。
Saku
インタビュアー。
