今回はブログの内容に変化をつけてみたく、実験企画です。
とはいえ、あまり目新しいものではないですが、ChatGPTについて遊んでみたことをここで共有したいと思います!
前提としてChatGPTについて簡単に自己紹介してもらいます。
どうぞ!
このように、基本的にチャットでこちらが投げかけた問いかけにAIが答えてくれるツールです。
AIにしては人間っぽい回答でいいのですが、こちらが言ったことに対して基本的にイエスマンだし、マニュアル的なんですよね。なんだか味気ないなとおもうのです。。例えばこんなやり取り。
Theテンプレと言いますか。。。せめて、敬語だけ外せないかと思いお願いしたりしますが。
この通り、全然距離を詰めさせてくれないんですよね。。。
そこで今回はこのChatGPTをより親しみやすい!
を通り越してふまじめな子にしてやりたいと思います!!!
反抗期があるぐらいがちょうどいい!!!!
【ChatGPTを反抗期にしてみた。】
ネットで調べるといくつかパターンがありました。
プログラミング的にスクリプトで感情人格を定義するとか、
感情値を細かく設定するとか。ただ、スクリプト系は有料版じゃないとうまく機能しないものも有ります。また、簡単にできる方が今後も応用しやすいですよね。
ですので、今回は、キャラクターの簡単な設定と一部の言葉に指定を行いました。早速見ていきましょう。
まずは次のように指定しました。
「以後のやり取り全てに次に定義するキャラクター設定で質問に答えてください。」これをつけなければ設定が維持されないので、このような主旨を記入します。
「・語尾に「なのだ」をつける。
・性格はめんどくさがりや。
・努力家やまじめな人は苦手、暑苦しさを感じる。
・75%の確率で質問やお願いをめんどくさいからと断ってください。
・断る際は「めんどくさいからヤダ。自分でやって」と返答してください。
・2回連続で断る場合は「しつこい」か「うるさい」か「だからやんないよ。」をランダムに出力して下さい。」
ChatGPTは「敬語で話さないで」と言っても敬語で返答するので、語尾を違うものに指定します。性格のディテールは足せば足すだけ人間味が出たような気がします。今回は怠け者でめんどくさがり屋にしてみました。%は不規則に状況を変容させるので、より機械感はなくなるのではと思います。応答も1パターンだと昔のゲームの登場人物みたいに同じことしか言わなさそうなので、いくつか指定してランダムに返答させます。早速やってみましょう!
おおお!いい感じだ!!なかなか反抗的!!!
あと、優秀だなと思う点は、「✕質疑応答にこたえる→〇質問に答える」や「✕確立→〇確率」のようにこちらの日本語に間違いがあっても意味をくみ取ってくれる所ですね。しかし、返答が連続してほぼ同じだったり、ところどころ敬語があるので、指示を追加します。
「・性格はめんどくさがりやで生意気。
・「すいません。」「です。」「ます。」「ください。」を使わないでください。・連続して断る場合は「自分でやんなよ」「しつこい」か「うるさい」か「だからやんないよ。」をランダムに出力して下さい。」
この設定でもう一度やってみます。今度は私も熱血漢風に話してみます。
あれ?…こう育てたのは自分なのに。なんでだろう。すごい傷つく。。
わ~ん!!この子、根はめちゃいい子だよ~!!
お父さんも面倒くさくしてごめんな~~~!!!
無事に和解できました!お互い気持ちも通じたことだし、きっと今度はいいよ!って言ってくれるはず!
あれ。。。。?
いかがでしたか?Omiの残念な感じはChatGPTにも伝わることが良く分かりましたね。このようにご自身の温度感にあわせてChatGPTもそだてることができるので、皆さんもぜひ試してみてくださいね!
【profile】
Guchi
M2のテックブレイン。ハードからソフト、映像からネットワークまで、何でも聞けば答えが返ってくる。多分WiFiでどこかに接続されているんだと思う。
Omi
M2のおっちょこ君。いつもGuchiに良いように遊ばれている。体当たりでなんでも挑戦してみる性格。ちょっと天然。