2022年10月6日(木)、オンライン会議ツール「Zoom」にて防災広報セミナー2022【〈ふだん►まさか〉に備える地域との繋がり方を考える ~進化する災害に、地域一体となって立ち向かうため、いまできること~】を開催いたしました。
公共広報コミュニケーション研究会とは?
公共から市民への広報〈今の時代に即した情報の受発信〉に関する研究と事例共有を関東を中心とする約300自治体へオンライン・メディア(メールマガジン)を通じて行っている研究会です。
▼直近1年間の防災広報研究に関する情報はこちら
・2021年10月 「災害多発+コロナ禍の時代における<防災広報を考える>」オンラインセミナー開催
・2022年7月 京大防災研究所・矢守教授インタビュー・前編「<生活防災>ふだん→まさかの視点篇」
・2022年7月 京大防災研究所・矢守教授インタビュー・後編「災害リスクと防災篇」
・2022年9月「矢守先生に訊く 地区防災計画の「ホンマでっか!?」前編:「現場から聞こえてくる4つの誤解」
実施概要
- セミナー名:〈ふだん►まさか〉に備える地域との繋がり方を考える ~進化する災害に、地域一体となって立ち向かうため、いまできること~
- 実施日時:2022年10月6日(木)15:00~17:00
- 開催手法:オンライン会議ツールZoomによるウェビナー開催
- 参加自治体数:9自治体
実施コンテンツ概要
第一部では、昨年に引き続き京都大学防災研究所 巨大災害研究センター 矢守 克也 教授に【生活防災 〈ふだん〉と〈まさか〉をつなぐ】と題する基調講演をいただきました。
第二部の【パネルディスカッション】では、「進化する災害に、地域一体となって立ち向かうため、いまできること」をテーマに、関東近郊で起こりうる災害の備えと対策について東京都板橋区と埼玉県東松山市から担当の方にご登壇をいただき、防災施策や被災地の経験について事例をご紹介いただきつつ、〈ふだん〉からできる備えについて矢守教授、当研究会代表の森嶌を交えて情報交換・意見交換を行いました。
おわりに
昨年に続き、防災広報についてのセミナーを実施致しました。矢守先生のお話では国内外の事例を交えてわかりやすく〈ふだん〉の生活の中で〈まさか〉に備える重要性を改めてお伝えいただくとともに備え方についてもご紹介いただきました。また、埼玉県東松山市さま、東京都板橋区さまの事例紹介をもとにしたパネルディスカッションでは、関東近郊と一言ではくくれないほど地域の特性に応じての備えが必要であるということを学ばせていただく機会となりました。誠にありがとうございました。公共広報コミュニケーション研究会では、これからも事例収集や共有を中心に研究を進め、自治体の皆様が防災広報という軸でつながるお手伝いができればと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。